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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

廃番前に交換したい

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こちらは、JODEN(ジョーデン)社製キッチン水栓の台座近くの
写真です。

レバーハンドルを閉めてもお湯も水もボタボタ吐水口から落ちてくる
ということで、お客様から相談を頂きました。

こういう場合、その原因は止水バルブであるセラミック・カートリッジ
の破損だと思います。

レバーを外して、セラミック・バルブの頭が露出していますが、
その金色のカバーが外れないようです。

このカバーはネジ式になっていますから、単純に回せば外れるという
ものなんですが、錆び付いてなかなか外せない状況のようです。

ただ、これを外してセラミック・バルブを露出させない限り、どんな
止水バルブが取り付けられているか分かりませんから、どうにかして
外す必要があります。

(勿論、これを交換するにも外さなければ出来ません)

ただ、現在手に入るセラミック・バルブは1種類しかなく、古いタイプ
のバルブは既に生産中止になっています。

この水栓金具に付いているものが新しいものかはまだ分かりませんが、
JODENの蛇口をお使いの皆さんは、手に入るうちに予備のバルブを
購入しておいた方がいいかも知れません。

セラミック・バルブは半永久的に使えると言われていますが、水道管
の工事などで細かな砂やゴミが混じってくる際、バルブに砂が噛んで
破損するかも知れません。

そういうアクシデントに備えておく必要性は、セラミック・バルブが
使われている輸入の水栓金具全般に言えることです。

今使えているから安心するのでなく、もしもに対応することは
国産・輸入を問わず家づくりには大切なのかも知れませんよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。


by mikami-homemade | 2018-03-28 09:26 | メンテナンス