ツヤが違います
2018年 04月 30日

一般的に外装タイルは、塗装の必要もないし半永久的に外壁を守る
と思われがちですが、目地の部分は透水性のあるモルタルですから
定期的に防水塗装をしたり、目地割れのメンテナンスをしたりする
必要があります。
こちらの輸入住宅でも、外壁に張られた窯業系タイルにクリアの防水
塗装を施すことになりました。
3分ツヤのクリア塗装ですが、塗装するとどのように見えるか
目立ちにくい部分に試し塗りして、お客様にもチェックして頂きました。
塩ビの配管を境い目にして、上が防水塗装をしていない既存の外壁、
下が今回防水塗装をした外壁タイルになります。
塗装前は少し白ぼけて見えたタイルですが、塗装をすると丁度雨に濡れた
時のようにタイルの色がクッキリしてきました。
きっと新築した時は、このようにきれいな色をしていたんでしょうが、
時間の経過と共に段々表面の釉薬も多少劣化してきているのかも知れません。
勿論、防水をする主役は、あくまでタイルの目地材にあるのですが、
タイル自体もきれいになるというのは、リフォームをする甲斐がある
ように感じられます。
カルチャード・ブリックやカルチャード・ストーン、窯業系ブリック
タイルを外壁材としてお使いのおうちは、一度状態をチェックして
必要あればタイル専用のクリア塗装をしてみては如何でしょうか。
関連記事: 外壁(外装)材の直貼りは、リスクが高い (1)(2013年8月31日)
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。