ブリック・タイルやカルチャード・ストーンの防水
2018年 05月 09日

外壁材として、メンテナンスがあまり必要ないと思われている
窯業系タイルとカルチャード・ストーン(人造石)。
窯業系タイルは、高温で焼かれていますから雨水が中に染み込む
ことは然程ありません。
ですから、タイルそのものに防水塗装を施す必要はないと言えますが、
タイル目地は透水性のあるモルタルの為、この部分にクリア色の防水
塗装をすることは大切です。
そして、コンクリートを成形して作ったカルチャード・ストーンや
ブリックの外壁は、モルタル同様透水性がありますから、全体に
防水塗装をしなければなりません。
こちらの輸入住宅は築20年以上経っていますが、カルチャード・
ストーンの表面は簡単に削れてしまうくらいに風化し始めてきて
います。
高級な輸入住宅では、こうしたタイル・ブリックや人工石が外壁に
多く使われています。
うちの家は塗り替え不要と安心しないで、目地の割れや劣化の
点検と共にタイル張り・石張り自体の状況チェックも適宜行う
ようにしたいものです。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。