光が反射する角度で撮るとよく分かる
2018年 06月 23日

昨日、サッシ周りに防水塗装をしたという記事を書きましたが、
外壁の古い塗装と今回塗ったパラペイントとでどのくらい違うか
写真に撮ってみました。
違いが分かるように、太陽の照り返しが反射する角度から
写してみたのですが、違いが分かりますでしょうか?
写真右の既存の古い塗装は、EPと呼ばれる国産の水性塗料のよう
ですが、手で触れると白い粉が付く感じで相当劣化が進んでいます。
写真でもツヤが全くなく、これでは雨水が外壁のコンクリート
サイディングに染みてしまうのがお分かり頂けると思います。
最近のお客様は、ツヤなし塗装をして欲しいという方が多くいらしゃい
ますが、屋根や外壁といった外装にツヤなしを塗る意味を理解して
いないと思います。
ツヤがないということは、塗装の表面がデコボコ、ザラザラしていて
当たった光が乱反射することで、ツヤがないように見えるのです。
つまり、表面のデコボコに汚れが付着しやすくなり、塗装が傷む
のが早くなりますし、雨水も長く付着しますから防水性も早く
劣化してくるのです。
ですから、100%ツヤありの塗装が一番強いのですが、それでは
家の外観が下品になってしまいますので、8分ツヤのセミグロス
で外装を塗装するのが適切という訳です。
写真左が、そのセミグロスのパラペイントで塗った感じですが、
しっかりとツヤが出ているのが分かります。これが防水性の高さを
証明しているのです。
でも、昨日の記事に掲載した窓周りの写真をご覧頂くと分かりますが、
実際には古い塗装部分と見え方は殆ど変わりません。
そう、光が反射するような特殊な角度から見ない限りは、落ち着いた
上品な外観になるのが、パラペイントなのです。
勿論、通常のアクリル塗料と比べて格段に耐久性が高くなる
100%アクリルで作られた水性塗料ですから、美しさと耐久性を
併せ持つ輸入塗料の最高峰であると言われています。
輸入住宅の外壁の塗り替えをご計画の皆さん、パラペイントの
ウルトラセミグロスを使ってみては如何でしょうか。
<関連記事>: 下塗り塗装ですが、いい感じ (2018年6月22日)
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。