下塗りすると真っ白になります
2018年 06月 28日

名古屋市天白区のリフォーム現場の外壁塗装が、順調に進んでいます。
こちらは、玄関周りの様子ですが、写真左側の方はパラペイントの
プライマー(下塗り塗料)を塗って白くなりました。
そして、写真右側の方は、既にパラペイントのウルトラ・セミグロス
という上塗り塗料を塗って抹茶色をしています。
ただ、この上塗りはまだ1回目の塗装で。もう一度上塗り塗装を
しなければ仕上げではありません。
下塗りのプライマーは、上塗り塗料が外壁材の上にしっかりと定着
する為の材料ですから、色がきれいである必要はありません。
(尚、上塗り塗料が外壁表面から中に染み込んでしまうと、外壁
表面を保護する役目を果たせなくなります)
ですから、下地の色が薄っすら感じられても大丈夫なんですね。
また、この下塗りをしっかりやっておくことで、上塗りの塗料の
色がくっきりしますから、上塗り塗料の密着度や色の出方を左右
するのが、このプライマーです。
こうした塗装工事をする時は、外壁以外に塗料が付かないように、
雨樋やサッシ、インターホンや照明器具などに養生を行います。
外壁塗装と一言で言っても、これだけ多くの手間暇を掛ける
必要があるんですね。
ですから、いくら塗料自体が優れていても、施工が悪ければ
美しくて長持ちする外壁塗装は出来ないと言えるのです。
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