輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

いいサッシは、見えない所に気遣いが・・

c0108065_16435511.jpg


今日は、シエラパシフィック(Sierra Pacific)社の樹脂サッシ
について、書かせて頂きます。

写真は、ディスプレー用の樹脂サッシのカット・サンプル。

シエラパシフィックが製造しているサッシの中でも、樹脂サッシは
最もお値打ちで高い断熱性能を発揮する製品です。

でも、安いからと言って手を抜かないのが、この会社のいいところ。

写真の矢印の部分に、L字になったアルミ板が入っているのが
分かりますか。

最初私は、樹脂の建具(障子)が曲がったり歪んだりするので、
それを防ぐ為に補強の金属を入れているのかと思いました。

ただ、このアルミ板は、縦方向の建具枠には入っていないので、
どうしてだろうと疑問に思ったのです。

そしたら何と、これはサッシを開閉する為の金物類をビス留めする
為の下地材だと言うのです。

横方向に開いていくケースメントには、建具を窓枠に固定する為の
ウィンドウ・ヒンジやオペレーター・アームを滑らせるトラック・
レールなどの金物を建具に取り付けなければなりません。

こうした金物はビスで留められるのですが、あまり強く締め過ぎると
樹脂枠に明いたビス穴がバカになってしまいます。

輸入の樹脂サッシのメンテナンスをしていると、こうした不具合を
抱えた樹脂サッシって、結構あるんです。

だから直すのに一苦労だったりするのですが、柔らかい金属の
下地材が入っていれば、ビスもしっかり留められますし、フレーム
強度もアップします。

でも、カット・サンプルだからこんなことが分かりますが、
普通の状態では全く見えない場所の金属板です。

手間が掛かるのに、わざわざこんなことをやっている窓メーカー
というだけで、信頼感がありますよね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

[PR]
by mikami-homemade | 2018-07-30 16:53 | 輸入設備