輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

バランサーは、正常なものも同時交換がお勧め

c0108065_18540518.jpg


愛知県の輸入住宅にお住まいの方から、アンダーセン(Andersen)
のダブルハング(上げ下げ窓)に付いているバランサーの吊り糸が
切れたので交換したいというご相談を頂きました。

そのおうちは、新築から28年の月日が経っているとのことですが、
一度もバランサーを交換したことがないそうです。

通常、10~15年程度で交換時期を迎えるバランサーですから、
おおよそ倍の年月を使い続けたというのは驚異的かも知れません。

バランサーの糸が切れると、重い建具(障子)をバランサーが
持ち上げてくれなくなりますから、上げるのに相当な力が必要
ですし、上げてもすぐに落ちてきてしまうので、破損の危険が
生じます。

ですから、糸切れを起こしたサッシについては、開かずの窓に
なってしまい、長年空気の入れ替えも出来なくなるという
パターンが多いのです。

今回のご相談では4ヶ所程度のサッシで糸切れを起こしている
ようで、他にもダブルハングは10ヶ所もあるそうです。

ナローラインのバランサーについては、メーカーは未だに供給を
続けていますから、交換不能に陥る心配はありませんが、
交換作業は慣れていないと結構大変です。

同時期に製造された窓やバランサーは、メンテナンスのタイミング
もほぼ同時期来ていると言っても過言ではありません。

今回悪くなった4ヶ所のバランサーを交換する案もありですが、
近いうちに他も糸が切れて交換に伺うことが想定されますから、
長い目で費用を抑えたいのであれば、全てのダブルハングの
バランサーを交換しておいた方が安上がりな気がします。

また、何ヶ所か建具の木枠が腐ってきているという不具合も
あるということですから、建具の交換と一緒にウェザー
ストリップの交換や外側のガラスや枠の防水処理をやっておく
のが一番だとも思います。

ただ、長年蓄積されたたくさんの不具合を一気に全部直すと
いうのは、費用も時間もそれなりに必要となりますから、
予算とタイミングを考えながら優先順位を付けて修理する
ことを行って欲しいと思います。

だからと言って、不具合を更に長いこと放置してしまうと、
更に修理費用が上がってしまうことにもなりかねませんから、
対処は出来る限り早めにすることを心掛けて下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。


[PR]
by mikami-homemade | 2018-09-15 19:05 | メンテナンス