下地が悪くならないうちに塗り直し
2018年 09月 28日

こちらは、サーマツル(Therma-Tru)社のファイバーグラス製
木目調玄関ドア。
マホガニー色と呼ばれるエビ茶色の高級感のある玄関ドアですが、
塗装が剥がれて木目も薄く感じられるようになりました。
ファイバーグラス製のドアは、グラスファイバーの繊維を樹脂で
固めた表面パネルの上に木目を模した型を押して作られています。
ですから、無塗装の状態では、味気ないプラスチックの扉といった
感じなんですが、木目を描き出す専用の塗料で上手に塗装をすると、
木製のドアと見分けが付かないくらいリアルな木目が浮かび上がります。
ただ、本物の木製でもこうしたファイバーグラス製の玄関ドアでも、
10年もすれば塗装は劣化してくるものです。
木製ドアの塗装の劣化は、木の劣化を招き表面の木が剥がれたり、
木自体が割れたりする原因となります。
ファイバーグラス製の木目調ドアの場合は、樹脂自体が劣化を起こし
木目を作り出す凹凸が少なくなったり、塗料の乗りが悪くなったり
します。
いつまでも美しい輸入の玄関ドアを維持していきたいのであれば、
ドアの調整メンテナンスと共に、塗り直しを行って欲しいと思います。
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