これこそちょっとお手上げです
2018年 10月 08日
今は亡き、ピーチツリー(Peach Tree)社の玄関ドアの写真です。
ピーチツリーと言えば、勝手口のスチールドアが有名でしたが、
玄関のスチールドアを採用された輸入住宅も多かったですよね。
これは、玄関のダブルドアの副開閉側のドアに付いているフランス
落しと呼ばれる固定用ロックの開閉レバー。
ドアの木口の上と下に取り付けられている部品ですが、プラスチック
で出来ている為、劣化によって破損してしまうのです。
今回のお客様も、フランス落しの部材が欲しいというご相談だったの
ですが、アメリカ本国でもピーチツリー社の部材は殆ど見当たりません。
私もたまにお客様のお宅で見かけるのですが、この部品はどこにも
ないと言っても過言ではありません。
当然、代替の似たような部材もありませんから、壊れないように
大切にお使い頂くか、思い切って他の輸入ドアに交換するしか
方法はありません。
でも、このスチールドアって、ちょっと安っぽさはあるのですが、
それが如何にもフレンチ・アメリカンな感じがあってよいのです。
壊れたら壊れたで仕方ないと諦めて、潔く上手に暮らしていく
ことが、本当の輸入住宅暮らしなのかも知れません。
どうぞこれからも大切にお使い下さいね。
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