これだけ摩耗していると、ドアの開閉は難しい
2019年 01月 26日
輸入住宅のグラスファイバー製玄関ドアに取り付けられたドア・ヒンジ。
輸入のものはヘビーデューティーで丈夫なのですが、長年開け閉め
しているとこのように金属がこすれて減ってしまいます。
噛み合わさったヒンジ・プレートの位置関係からすると、5mm程度
ドア側が下がっているように見受けられます。
5mmなら大したことはないと思われるかも知れませんが、玄関ドア
の気密を確保する為に、ドアの周囲の隙間は数ミリ程度しか取られて
いません。
ですから、5mmも下がってしまうとドアが敷居に当たってしまい、
ドアの開け閉めが固くて大変になってきます。
当然、敷居にドアがこすれますから、敷居には引きずった跡も
付いてしまいます。
それだけではなく、ラッチやデッドロック・バー(ロック用カンヌキ)
の位置もずれてきますから、受け側の穴にうまく入らなくなり、
鍵が掛からなくなったり、最悪鍵が破損したりすることとなります。
少々固いくらいならまだいいかなどと言って使い続ける人も
いらっしゃいますが、そのうち突然鍵が出来なくなりセキュリティの
問題が発生することとなりますから、それでは遅いと思います。
輸入の玄関ドアは重量がありますから、ヒンジは10年くらいで
定期的に交換すると常にいい状態で使えます。
ここまでになる前に、ヒンジの交換やドアハンドルやロックの
調整、ドアの建て起こしなどのチェック作業をお勧めします。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
by mikami-homemade
| 2019-01-26 12:23
| メンテナンス