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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

これだけ摩耗していると、ドアの開閉は難しい

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輸入住宅のグラスファイバー製玄関ドアに取り付けられたドア・ヒンジ。

輸入のものはヘビーデューティーで丈夫なのですが、長年開け閉め
しているとこのように金属がこすれて減ってしまいます。

噛み合わさったヒンジ・プレートの位置関係からすると、5mm程度
ドア側が下がっているように見受けられます。

5mmなら大したことはないと思われるかも知れませんが、玄関ドア
の気密を確保する為に、ドアの周囲の隙間は数ミリ程度しか取られて
いません。

ですから、5mmも下がってしまうとドアが敷居に当たってしまい、
ドアの開け閉めが固くて大変になってきます。

当然、敷居にドアがこすれますから、敷居には引きずった跡も
付いてしまいます。

それだけではなく、ラッチやデッドロック・バー(ロック用カンヌキ)
の位置もずれてきますから、受け側の穴にうまく入らなくなり、
鍵が掛からなくなったり、最悪鍵が破損したりすることとなります。

少々固いくらいならまだいいかなどと言って使い続ける人も
いらっしゃいますが、そのうち突然鍵が出来なくなりセキュリティの
問題が発生することとなりますから、それでは遅いと思います。

輸入の玄関ドアは重量がありますから、ヒンジは10年くらいで
定期的に交換すると常にいい状態で使えます。

ここまでになる前に、ヒンジの交換やドアハンドルやロックの
調整、ドアの建て起こしなどのチェック作業をお勧めします。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

by mikami-homemade | 2019-01-26 12:23 | メンテナンス