インシュレート・サッシのバランサー交換
2019年 09月 11日
こちらの写真は、不具合のあったインシュレート(Insulate)社の
シングルハングに新しいバランサーを装着している様子です。
白い樹脂製のテイクアウト・クリップにバランサーを固定して、
建具(障子)の両サイドの溝の中にバランサーを滑り込ませます。
比較的簡単な作業ではありますが、バランサーが建具に引っ掛かったり
テイクアウト・クリップの劣化でバランサーが固定出来なかったりと
イレギュラーな問題が出てきたりすると面倒な作業になることも
しばしばです。
サッシ枠に仕込まれた樹脂製のテイクアウト・クリップは、常に太陽の
紫外線に曝されていますから、10~15年程度で経年劣化します。
そうなると、いざバランサー交換の為に使おうとする時、クリップの
一部が欠損してしまうことがあるのです。
テイクアウト・クリップは、バランサーを交換する時以外は出番がない
のですが、交換時には大切な役目を果たす部材ですから、なしでもいい
という訳にはいきません。
上げ下げ窓のメンテナンスでは、適切なバランサーを手に入れることが
重要ですが、こうした付属品にも注意が必要です。
テイクアウト・クリップは、樹脂製と金属製の2種類がありますが、
それぞれの大きさが違う為、金属製を代替にすることは出来ません。
私たちは、樹脂製と金属製の両方を調達することが可能ですから、
バランサーを購入頂く際にはテイクアウト・クリップを一緒に注文
して下さいね。
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して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
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全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。