台風19号も怖いけど、前線で大雨も
2019年 10月 09日
今年最強と言われている台風19号。土曜日にも東海地方に最接近
するらしいですね。
現在は、915ヘクトパスカル。その後、905ヘクトパスカルまで
勢力を強めて最接近時には940ヘクトパスカル程度まで弱くなるとは言え、
確か伊勢湾台風の最大勢力が925ヘクトパスカル、上陸時が940
ヘクトパスカル前後だったように思いますから、こりゃスーパー台風と
言える強さです。
予想進路の中心からは、ここ名古屋は少し外れてきていますが、
それでも暴風域には入ってくるかも知れません。
ただ、ウェザーニュースの12日(土)の予想天気図では、四国から
関東地方に掛けて秋雨前線が延びるようですから、台風接近前に既に
雨が降っている状況となるみたいです。
当然台風によって前線が刺激されるという状況でしょうから、いつもの
雨より強く降るものと思いますし、その頃には名古屋も強風域に掛かって
いる状況でしょうから、横殴りの雨の恐れもありますね。
以前から申し上げているように、家というものは雨が上から降ってくる
という前提で造られています。
雨が下から吹き上がってくるような状況では、屋根の軒裏の通気孔や
サッシの下端から雨が家の内部に侵入してくるかも知れません。
自然の前で人間がやれることはあまりに少ないと思いますが、まずは
11日の夜にサッシの下端の隙間を布などで埋めたり、寝るのは
風が吹かない北や西側の部屋にしたり、川や海沿いの地域では避難を
するなど、やれることをやっておくことが重要です。
うちは耐震性も高い新しい建物だから大丈夫と過信している人もいる
かも知れませんが、どんな強い台風や竜巻にも耐えられるという家は
日本には存在しません。
まずは、自分の命を如何に守るか、そして災害が去った後にどう
復旧するかを考えて行動をお願いしたいと思います。
それにしても、すごい世の中になりましたねぇ。地球温暖化を他人事
と考えていると、そのしっぺ返しは大きなものとなりますね。
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