15年くらい経ったら、全部交換
2019年 11月 07日
最近、輸入樹脂サッシのシングルハングのバランサーについて
問い合わせが増えています。
写真のものは、ミルガード(Milgard)社のサッシ用バランサーですが、
バネにつながっている紐が切れて使えなくなっています。
紐を繋いでそのまま使い続けるという方法もありますが、バネ自体の
金属疲労や錆びによって以前のようには動かないケースも多くあります。
また、サッシの左右にあるバランサーの片方に不具合がある場合、
左右のバランスや強度が異なって窓の開閉がスムースにいかないことも
あるでしょう。
どんなバランサーでも、その寿命は15年程度です。
家にたくさんのシングルハング・サッシがあるようなおうちでは、
バランサーの交換だけでも結構な費用が掛かるかも知れません。
でも、15年もの長い間、何もお金を掛けてこないで使い続けて
きた訳ですから、ちゃんと直してあげてもいいように思います。
ただ、こうした修理に対する費用を新築時から貯金してきた人は、
殆どいないと思います。
外装の塗り替え費用ですら、全く意識していないという場合も
少なくありません。
今からでも遅くありませんから、持ち家の皆さんは毎月2万円くらい
タンス預金をするようにして下さい。
それが、次の世代へ家を引き継ぐ為の大きな一歩となるはずです。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
by mikami-homemade
| 2019-11-07 21:33
| メンテナンス