これから塗装と防水です
2019年 11月 22日

こちらの写真は、先日アメリカから入荷してきたマーヴィン(Marvin)社の
交換用建具(障子)です。(大きな建具ですが、ケースメント用ではありません)
雨漏れでダブルハングの木部が腐ってきましたので今回取り寄せたのですが、
このように室内側は無塗装で入荷してきます。
ペアガラスの周囲に見える紫色のテープは、マスキングテープ。
木部専用の防水塗料、ティンバーケアを塗る前に、ガラスに塗料が付かない
ように養生をしたところです。
木部もプレーナーで削ったままの状態ですから、粒子が細かなサンドペーパー
で表面を擦って滑らかになるように仕上げます。
こうしたちょっとした気遣いが、仕上がりの完成度を上げるのですから、
手間は少し掛かりますがちゃんと手を抜かずに作業したいものです。
こちら面と反対側の外装アルミの部分は、防水処理を行って雨がサッシの
中に侵入してこないように施工します。
メーカーが工場で製作した時にも防水処理をやってはいますが、仕事が
甘い部分もありますから、やはり自分たちでもやっておく方が安心出来ます。
メーカーを信用していない訳ではありませんが、古い輸入サッシが雨漏れ
しているのを間近で見ている私としては、何もせずにそのまま窓枠に
取り付ける訳にはいきません。
安くメンテナンスをしてくれる業者さんもいるでしょうが、私たちとは
そうした意識や手間が違います。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。