境界線は、マスキング
2019年 12月 16日
こちらの写真は、現在一宮市で外装の塗替え工事を行っている輸入住宅の
現場です。
パラペイントの外装用プライマーで下塗りを行って、ブルーグレーの色を
した最高級の100%アクリル塗料で上塗りをしている処です。
ビニールで養生しているサッシの白と外壁のブルーグレーのコントラストが
きれいに出ていますから、足場が取れたらきっと素敵に見えると思います。
軒の裏も汚れにくい8分ツヤの白いパラペイントで塗装してあるのですが、
軒裏と外壁との境界線をきれいに塗装する為に、ペンキ屋さんが養生用の
紫のマスキングテープを張っている様子です。
手の粗い塗装業者だと、マスキングテープを張らずにハケで塗装する人も
いるようですが、手間が掛かってもテーピングしてこそ美しい仕事が
出来ると思います。
こうしたことを全ての工程で行いますから、ゴミもたくさん出て環境には
よくないようにも思いますが、ちゃんとした仕事をすれば、お客様も長く
家を愛してくれますし、塗装も長持ちするはずですから、30年もしない
うちに壊して造り替える日本のおうちを思えば、遥かにエコになると
私たちは考えています。
また、カナダの美しい色彩は、家のデザインや価値を上げてくれると
思いますから、財産としての家をアピール出来るとも思います。
日本のお役所や政府は、中古物件の流通を増やして、不動産産業を
活性化しようと考えているようですが、美しくない今までの日本の住宅に
高い価値が付くはずはありません。
ゴミ同然の中古住宅を市場に出すのではなく、ちゃんとメンテナンスされた
美しいデザインの家を残していかなければ、日本は財産が目減りするばかり
だと思います。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
by mikami-homemade
| 2019-12-16 19:49
| 外装工事