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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

網戸修理の部品です

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こちらの写真は、サミット(Summit)社の輸入サッシに付属していた
古い網戸を修理する為に調達した部品です。

輸入網戸のグラスファイバー製スクリーンは、10~15年程度で張替えを
行いますが、それ以外の部分でも修理が必要になることがあります。

その代表的なものは、網戸をサッシに固定する為のスクリーン・ピン
だったり、網戸を外す際に持ち上げる取っ手部品だったりです。

更に、網戸が古くなってくると悪くなるのが、網戸の四隅に付けられて
いるプラスチック製のコーナー部品。

写真のように、フィンのようなものが90度の角度で2つ付いていて、
それが網戸のアルミフレームの中に差さることで網戸の骨格を形成します。

結構この部品は丈夫に出来ているのですが、風雨や太陽の紫外線によって
表面が劣化してきますから、そのうちこれが破損して網戸の用をなさなく
なります。

簡単な部品ですから、日本でも手に入るだろうとサッシ屋さんに相談
されるようですが、構造や規格が違う国産部材では代替のものは存在
しません。

また、輸入のものであっても、窓メーカーによって網戸のサイズや
形状が異なりますから、コーナー部品を手に入れるのは慎重でなければ
なりません。

今回、サミットの輸入網戸を25枚程度張替えするに当たり、スクリーン
以外にも網戸ピンやコーナー部品も一緒に交換して元通りにする予定です。

その為にたくさんの部品を輸入しましたから、ホームメイドには
今網戸用の部材が倉庫に溢れている状況です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。


by mikami-homemade | 2020-03-14 16:05 | メンテナンス