人気ブログランキング | 話題のタグを見る

輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

玄関ハンドル用室内側ドアレバーの破損

玄関ハンドル用室内側ドアレバーの破損_c0108065_19243488.jpg


こちらは、先日浜松市の輸入住宅から引き揚げてきたクイックセット(Kwikset)
製ツーレーン(Tulane)の室内側レバーハンドル。

玄関ドアの調整をする為に、ドアを開け閉めしていたら、突然室内側のレバーを
動かしてもドアのラッチが連動しなくなりました。

台座の取付けビスを外してみると、レバーの中心に固定してある心棒が、
金属疲労で根元から折れてしまっていました。

取り敢えず、写真では形状が分かるように組上げてはいますが、心棒が少し
浮いた感じが見えるので、固定が出来ていないのはお分かり頂けると思います。

既に20年以上お使い頂いている玄関のハンドルセットですから、今まで
何もトラブルがない方が不思議でした。

通常であれば、こういう場合はデッドロックを含めたハンドルセット全体を
交換することになるのですが、今回は室内側のレバー部分だけのセットが
調達出来そうです。

北米のドアノブ・メーカーは、通常部分的な材料を供給するのではなく、
全部交換を推奨しています。

それは、ご覧のようにすべての部品類が古くなって劣化が進んでいるので、
1ヶ所だけを交換しても他の部品もすぐに壊れてくるだろうという理由から、
ハンドルセットごと交換して欲しいと考えているようです。

それにしても、玄関ドアの修理・メンテナンスをしている時にこのレバーが
突然壊れて、ビックリしました。

でも、逆に言えば、この時壊れてくれなければ、再度ドアレバーだけを
交換しに伺わなければならなくなりますから、今回の修理作業の際に
壊れてくれたのは不幸中の幸いかも知れません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

by mikami-homemade | 2020-06-05 19:35 | メンテナンス