組立てて装着するのは、ちょっと大変
2020年 07月 13日
四日市市の輸入住宅に施工された、マーヴィンのサッシのメンテナンスを
しています。
全部の網戸の張替えや窓枠に固定するピンの交換等を行った上で、昨日
再度窓に装着してきました。
掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)については、グラスファイバー
製のスクリーンの交換の他に、ロック機能付きの取っ手部品も劣化して
いましたから、メーカーから交換パーツを取り寄せました。
ただ、この取っ手部品は、金属製のロックバーとレバー部品が組立てられて
おらず、細いピンのようなリベットが1本付属しているだけでした。
リベットでこれらの部品を組み付けるには、特殊な工具が必要です。
まあ、そんな工具は私共の用意していないですから、わざわざ海外から
取寄せしなければならず、入荷するまで数週間待ちました。
で、その工具を使ってリベットを装着した様子が、この写真。
何本か無駄になりましたが、ちゃんとリベットを装着することが出来ました。
で、これを網戸に付けようとしたのですが、取っ手部品の取付け穴が
今までのものと位置が少しずれているようで、うまく網戸に付きません。
また、それを調整して取り付けたはいいですが、今度はロックバーが
網戸のフレームに干渉して上下に動かない状況になりました。
いや~、アメリカ製ですから多少造りは大雑把ですが、いろいろな道具を
使って加工・調整しながら取り付けるのって、ほんと大変です。
もし素人のお客さんが個人で取り寄せて、自分で網戸に取り付けるという
場合は、もしかしたらサジを投げてしまうかも知れませんね。
まずは自分でやってみるのは大事ですが、無理にやって取付け方法を
誤ったり、壊したりしたら元も子もないですから、そうなる前に手を
止めて、プロにやってもらうことも考えましょう。
<関連記事>: 普通の人じゃ、取付けは無理でしょ~ (2020年6月19日 )
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