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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

滅多にないですが、こんなこともあるんですね

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昨日、ヴァイスロイ(Viceroy)社の掃出しサッシのドアハンドルについて
記事に書かせて頂きましたが、今回は同社の開き窓のケースメント。

庭の芝生に粉々になった窓の白い建具が落ちていますが、お客様曰く
2階の窓を開閉していたら、突然建具が外れて庭へ落下したそうです。

通常ケースメントサッシの建具は、建具の上下に付いたウィンドウヒンジと
呼ばれる金物によって支えられています。

この金物が錆びてくるということはよくありますが、この錆びが金物の
金属疲労を起こして脱落してしまうというのは、あまり記憶にありません。

勿論、脱落しそうなくらい酷いことはよくありますが、例えそうであっても
それは建具の下端に付いているものだけであって、上端に付いているものは
そう簡単には外れません。

でも、今回はその両方が外れて落下してしまったということです。

ペアガラスが割れているのは仕方ないですが、ご覧の通り白いフレームまで
割れています。

このサッシは、樹脂で出来ていますし、ヴァイスロイは既にありませんから、
同じような形状のサッシを製造している輸入窓メーカーにお願いして
適合する大きさで再製作してもらう必要があります。

勿論、気密や防水の為のウェザーストリップやウィンドウヒンジ等の金物類も
新しく調達する必要はありますが・・・。

それにしても、何の前兆もなく建具が外れるというのは、本当に珍しい
ことだと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

by mikami-homemade | 2020-08-27 19:35 | メンテナンス