そろそろ台風シーズンですかね
2020年 08月 31日
台風9号の暴風圏が沖縄に掛かりそうな状況で、ここ名古屋でも
何某か風が少し吹いてきているような気がします。
さて、今回岐阜県大垣市のお客様から、トイレの輸入サッシのガラスが
割れたので、修理がしたいというご相談を頂きました。
このサッシは、マーヴィン(Marvin)製のオーニング・サッシで、建具の
下側が外にせり出してくる形式の窓です。
トイレということもあって、透明なペアガラスの室内側には目隠し用の
フィルムが張ってありました。
本来ペアガラスは、熱割れを防止する観点からフィルムを張ることは
お勧め出来ないので、型ガラスが入ったものをメーカーに依頼して作って
もらうのが普通です。
今回割れたのは外側のガラスですから、内側にフィルムが張ってあっても
飛散防止にはならないのですが、トイレから割れたガラスがはっきり見えない
というのは、精神衛生上少しいいかも知れません。
割れた部分はピンポイントで小さいのですが、それでもそこから雨や
湿気がペアガラス内に侵入します。
そうなるとどんどんガラスが曇ったり、苔のような緑色のものは覆ってきたり
しますから、早めに建具を交換すべきかも知れません。
マーヴィンのサッシは基本ガラスのみの交換が出来ませんから、建具をメーカー
に依頼して作ってもらわなければなりませんが、昨今のコロナの影響からか、
納期が4~5ヶ月も掛かるようになりました。
ですから、すぐに何とかして欲しいとなっても、それに十分お応えする
ことは難しいのです。
これからの台風シーズンを前にして輸入サッシが問題を抱えていると、
雨風が室内に侵入したり、風でガラスが割れたりする危険性もありますから、
修理や養生・メンテナンスをしておいて損はありません。
あと、加入している火災保険で保障が利くかも、念の為確認しておいた方が
いいかも知れませんよ。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
by mikami-homemade
| 2020-08-31 19:04
| メンテナンス