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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

こうなると、バランサーが飛び出してきます

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気象観測上最強クラスの台風10号が、九州方面に近づいています。

地球温暖化でそのうちこのクラスの台風は、年に何度か来るように
なると思いますが、未だに政府は石炭火力発電所は必要だし、プラント
輸出も続けると言っています。(政府は災害が起こってからでしか、
全力で復旧に努力するとしか言いません。・・・不思議です)

総裁選挙で大騒ぎしている場合じゃないと思いますが、そういう人たちを
選んでしまった私たち 国民に責任がありますね。

さて、今回はミルガード(Milgard)製シングルハング・サッシに付いて
いるトップガイドと呼ばれる部品を交換してきました。

この部品は、可動する下窓建具(障子)の両サイドに付いているのですが、
チャネルバランサーを建具内に固定する為に不可欠な部品です。

この場所には常にバランサーが上に上がろうとする力が掛かりますから、
劣化や破損する可能性があります。

そこで、そうなった時にいつでも交換が出来るように、取外しが可能な
樹脂部品であるトップガイドを装着しています。

この部品の交換頻度は、10~15年程度。もし建具とサッシ枠との間から
バランサーが顔を出してきたら、トップガイドが傷んできた証拠です。

逆に、建具の下からバランサーが落ちてくるようなら、それはバランサー
自体のバネやヒモが不具合を起していますから、バランサーを交換すべき。

シングルハングのトップガイドやバランサーは、窓メーカーによって形状や
大きさが違いますから、適合するサイズのものを選ぶことを忘れずに。

他にもシングルハングがおうちに付いているようなら、不具合のある窓
と一緒に正常な窓も部品交換しておきましょう。

部品の寿命はおおよそ同じですから、正常なものもすぐに交換が必要と
なりますので、一緒に交換した方が輸入経費や取付け代もお値打ちです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

by mikami-homemade | 2020-09-03 17:57 | メンテナンス