バランサー・ブリックがボロボロです
2020年 09月 22日
今日、尾張旭市のお客様のおうちに伺って、マーヴィン(Marvin)製
ダブルハングサッシ、2ヶ所のメンテナンスを行ってきました。
主な作業は、バランサーの交換とガラスの防水処理。そして、サッシの
開閉具合の調整です。
長年使っていると、窓の開閉が重くて動かしづらいなんてことが
よくありませんか?
そういう調整作業をすると、見違えるように動きがスムースになります。
さて、写真は交換した新旧のバランサー。古いバランサーは、建具を
支えるバランサー・ブリックの部分が劣化して割れています。
これでは、建具がバランサーから外れて、下へ落ちてきてしまいますよね。
新しいものが正しい形状ですから、その破損状況がよく分かります。
バランサーの不具合は、この部分の破損の他に、ヒモ切れやバネの劣化
による吊りヒモの強度不足などがあります。
何れの場合でもバランサーそのものを交換しないことには直りませんから、
10~15年程度経ったら定期的に交換するようにして下さい。
また、バランサーの交換の際は上下の建具を全て外さないといけませんから、
ペアガラスの内部結露を防ぐ為に、ガラスの周囲やアルミ枠のつなぎ目などを
一緒に防水処理してやると、サッシのトラブルを減らすことが可能です。
手間を惜しまず、やれる時にやれることをしてこそ、家は長持ちするんです。
そうそう、交換の時はガラスや窓枠の掃除も忘れずに!
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全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
by mikami-homemade
| 2020-09-22 16:19
| メンテナンス