サッシ調整が必要かも・・・
2020年 09月 23日
輸入サッシの技術使ってOEMで樹脂サッシを製造しているクレトイシ。
そのケースメントサッシに使われているクランクハンドルが破損したと
いうことでご相談を頂きました。
写真のようにオペレーターとの接続部分が、完全に破壊されています。
鉄の鋳物で出来ていますから、余程の力を掛けないとこんなことには
なりません。
現状お客様からは、このハンドル部品だけが欲しいというご依頼ですが、
ハンドルを交換した処でオペレーターのギアが回しにくいという状況は
変わらないでしょうから、交換してもすぐに壊れてしまう可能性があります。
まあ、ここまでハンドルが壊れていると、オペレーターの方にも相当ストレスが
加わっているでしょうから、そのうちオペレーターの方も交換することになる
かも知れません。
こういう場合、その原因はサッシの掃除といった手入れが不足している
ことだろうと思われます。
サッシの枠周辺に砂や油汚れが溜まっていると、建具を支えるウィンドウヒンジ
の動きが悪くなります。
特に建具の下側のヒンジの動きが悪くなりますから、上側のスムースな動きに
追随出来なくなります。
そうなると、建具の上下で動きに違いが生じますから、建具が斜めに傾いた
状態でドア枠の方に向かって閉まります。
ただ、建具の上はきれいに納まっても、下側はまだ窓枠まで到達していません。
ですから、窓が十分閉まり切っていない状態となり、ロックも掛けづらい
状況となりますから、それを無理やり閉めようとしてオペレーターやハンドル
を目一杯回そうとします。
これはオペレーターやハンドルの不具合で起きている訳ではありませんから、
そんなことをしても窓が閉まることはありません。
逆に、オペレーターやハンドルにストレスが掛かって、そちらに不具合が
発生するというのがパターンです。
こういう時は、サッシの建て起こし(水平・垂直)や部品を調整する必要が
ありますから、専門家に相談して診てもらうことをお勧めします。
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