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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

輸入サッシのガラス交換

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一昨日、トレーラーハウスに施工されたアルメトコ(Almetco)社製の
シングルハング・サッシのペアガラスの交換をしてきました。

既存のガラスは、写真のようにペアガラスの中に雨が入り込んで水滴で
外が見えないくらいになっていました。

このように内部結露を起してしまったペアガラスは、交換する以外に
直す方法はありません。

ただ、輸入サッシのペアガラスはインチで作られている為、国産のガラスと
厚みが違ってしまいます。

厚みが違うものでは交換が出来ませんから、輸入サッシ用のペアガラスを
調達する必要があるのです。

しかしながら、輸入サッシ用と言っても窓メーカーによって、サッシの形式
の違いによって、ガラスの厚みが変わってきます。

ですから、既存のペアガラスの実寸法を測らなければ、注文することは
出来ません。

それがうまくいけばあとはガラスを交換するだけとなるのですが、それだけ
で完了という訳にはいきません。

今回のサッシは、ハメ殺し(FIX)の上窓のガラスが不具合を起していた
訳ですが、このメーカーのものは屋外側からしかガラスが外せない構造に
なっています。

輸入サッシのガラス交換_c0108065_20333703.jpg


ということは、外からの作業となりますから、脚立か足場がないと作業が
出来ませんし、ペアガラスを建具枠に固定する粘着性の防水テープは
室内側の枠にしか付けることが出来ないのです。(屋外側は、脱着可能な
ガラス押えが来ますから、防水テープは付けられません)

その為、ガラス押えを建具に装着した後に、ガラスの周囲に防水処理を
してやらないと、また雨が建具の中に入り込んでしまいます。

そうした一連の作業を行っている間も、建具枠やガラス押えに付いた
油汚れを拭き取ったり、ハケで砂やホコリを払ったりしてきれいな
状態にすることを意識します。

どんな細かな作業をするかは、見積の項目には出てきませんが、
そこが輸入住宅のプロの仕事となるのです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。


by mikami-homemade | 2020-11-08 20:34 | メンテナンス