突然の変更も困りものです
2020年 12月 09日
先日、お客様からご依頼頂いたアルメトコ(Almetco)社掃出しサッシ用
のドアハンドルがアメリカから届きました。
ただ、私共がオーダーしたものと若干違うハンドルセットが届きました。
私共が注文したのは、ハンドル部分とロック・ラッチが飛び出す台座の
部分が一体となったものだったのですが、届いたものは写真のように
台座部分が2つに分かれていて、それを1つに組み合わせて使うという
ものだったのです。
こういう場合、メーカーが違うものを発送してきたと思うのが普通ですよね。
ですから、メーカーに写真を送って、オーダーしたものと違うので正品を
送り直して欲しい旨伝えました。
その後、メーカーから返事があり、これは正しい製品で以前のものは既に
製造されていないということでした。
いや、そういうことなら、出荷する前に事前にその旨を私たちに連絡して、
新しいタイプのものを出荷してもいいかといったやりとりがあって然るべき
と思い、クレームを言いました。
ただ、アメリカ人の担当者は、全然悪いことをしたと思っていないようで、
製品は更新されたの一点張りでした。
まあ、アメリカではこういうことはよくあることかも知れませんが、
私としてはお客様から注文を頂く前に製品の形状・寸法をお伝えして
いますから、出荷後に言われても困ってしまいます。
とは言っても、担当者が無理やり嘘を付いているということでもなさそう
ですし、実際にこの部材が出回っているようですから、使用には問題ないと
思われます。
恐らく、一体型だとドアの開き勝手が左右で違う時に、ハンドルを上下反転
させなければならないので、ロック・ラッチも逆様になってしまいます。
それを解決する為に、ロック部分とハンドル部分とを別々にして、
ロック部分を反転させられるようにしたのではないかと思います。
まあ、そのこと自体はいいことだと思いますが、もう少しちゃんと事前説明
があるといいんですけどね・・・。
お客様には発送する前にその旨説明をして、ご諒解を頂いてから
出荷する段取りを取りました。
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