このハンドルは、手に入りません
2020年 12月 15日
お客様から破損したので交換したいという相談を頂いたハード(Hurd)
社製スライディング・パティオドア用のロックハンドル。
無理に操作したら割れてしまったということで、窓メーカーに交換部材の
供給を問い合わせしました。
でも、このハンドルは、既に廃番になっているとのことで、同じものは
供給出来ないという返事。
調べてみると、形状の違うロックハンドルであれば入手可能ということ
でしたが、大きさ・形状が違うということは、取付け穴の位置も違いますし、
ハンドルの周囲の塗り直しもしなければ、きれいに納めることが出来ません。
お客様は単純に部材を調達して自分たちで交換すれば直せるだろうと
考えていたようですが、取付け穴を明け直したり既存の穴を塞いだり、
ドアの塗装をしたりと専門業者でないと出来ない仕事が必要となります。
ただ、現場は福島県ということですから、愛知県からとなると出張旅費が
相当掛かってしまいます。
勿論、これをちゃんと直せるビルダーは、国内でも限られている
でしょうから、私たちにご依頼頂くかそのまま放置するか二者択一です。
国産サッシのようにサッシを交換する以外直しようがないという訳では
ありませんが、工夫や加工が要るという点では少々面倒な案件ですね。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
by mikami-homemade
| 2020-12-15 23:29
| メンテナンス