メーカーが分からないと探せない
2020年 12月 16日
こちらは玄関ドアのハンドル用ドアラッチ。
ハンドルは、屋外側だけでなく室内側にも同じものが付いているタイプで、
それぞれのハンドルに心棒が付いていて、それがこのラッチの両側に差さって
いるというものだそうです。
心棒を差す穴が途中で仕切られているのは、それぞれの心棒が独立して
動作するようにする為で、それぞれが右回転して開くという特殊なラッチです。
現在北米で販売されているドアハンドルは、通常外側がハンドルで、室内側は
ドアレバーかドアノブが付いているタイプになります。
それに心棒はラッチ穴を貫通していて、ハンドルとレバー(又はノブ)とを
つないでいるのが一般的。
そういった点で、どこのメーカーのものを探しても、同じタイプのものは
見付けられないのが実情です。
せめてドアノブ・メーカーの名前だけでも分かれば、交換部品を探せるかも
知れませんが、品番や品名など全く分からないという製品の部品は探しようが
ありません。
新築時にどういったものを使って家づくりをしたか、仕様書や図面、見積書
などの記録を残しておくことって、本当に大切なことです。
勿論、全く違う新しいものに交換するというなら、記録の必要性も少ない
とは思いますが、取付け穴や取付け寸法などが合わないと施工は大変に
なるかも知れません。
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