ミルガードのクレセント・ロック
2021年 02月 26日

熊本のお客様からミルガード(Milgard)社の引き違いサッシについて、
鍵の金物が壊れたというご相談を頂きました。
引き違いサッシは、上げ下げ窓を横に寝かせたような構造の為、
ロック金物自体上げ下げ窓と同じものを使用している窓メーカーが
多くあります。
こちらの金物は、随分使い古されているようで、表面の塗装も所々
剥がれてきているのが分かります。
塗装が剥がれていても特に問題はないのですが、長年強くレバーを
回して鍵を掛けていると、レバーの根元がぐらついてきたり、
回転式ラッチの金属が摩耗したりしてきます。
こういう場合、金物の位置調整をしたり、潤滑剤を使って動きに
負担が掛からないようにしたりすれば、破損することは少なくなります。
ただ、多くの場合、無理してそのまま使い続けてしまいますから、
金物を交換する以外修理出来る方法がなくなってしまうのが現実です。
サッシ部品自体は、アメリカの部材メーカーから調達することは可能ですが、
調達にはそれなりの時間が掛かります。
セキュリティーの面から考えても、破損する前に輸入部材の手配をしたり、
樹脂サッシのメンテナンス等をすべきかも知れませんね。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
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