洗面水栓のポップアップ金物
2021年 03月 13日
輸入の洗面蛇口の多くには、排水口のフタをワンタッチで上げ下げする
ポップアップと呼ばれる金物が装着されています。
蛇口の後ろ側にある棒を引っ張ると、排水のフタが閉まってボウルに
水が溜まるという仕組みです。
国産の洗面台でもこうしたポップアップは一般的になってきていますが、
昔はチェーンの付いたゴム栓でしたよね。
ただ、この便利なポップアップも経年劣化で壊れてしまうことがあります。
今回、お客様からのご依頼で、輸入水栓を扱うヤスダプロモーションの
ポップアップ部品を調達しました。
一番壊れるのは、写真にある金属の長い棒、ピボット・バーなんですが、
排水管内に飛び出している部分の金属が腐食して欠損することがあります。
そうなると、写真上にあるプラスチック製の排水口のフタ(プランジャー
又はストッパーと呼ぶ)とピボット・バーが連動しなくなり、フタの開閉が
出来なくなります。
また、プランジャーにも寿命がありますから、プラスチックが劣化して
破損してしまう場合もあるようです。
こうしたパーツは、どの輸入水栓メーカーのものでも似たようなものが
付いているのですが、やはり若干のバリエーションの違いがありますから、
交換する際は注意が必要です。
ただ、輸入サッシの部品と同じように、修理用の交換部品は10年以上
経っても手に入るものが多いですから、国産品よりも長く使える可能性が
高いと言えます。
お客様ご自身ではなかなか部品類の調達は難しいかも知れませんが、
私たちのような専門家であれば、適合する部品を手に入れられますよ。
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by mikami-homemade
| 2021-03-13 18:29
| 輸入設備