腐るのは、木製サッシだけじゃない
2021年 03月 24日
お客様から木製ガレージドアの交換・修理のご相談を頂きました。
2台横並びで入る大きなガレージドアなんですが、その下端の木枠が
脱落してきているようです。
写真を見ると、劣化したボトムラバーが付いた部分だけが垂れ下がって
います。
こうなると、ドアを吊っているトーションスプリングの力がガレージドアに
伝わりませんから、非力なオープナーの力だけで動かすか、手動で持ち上げるか
しか出来なくなります。
但し、電動オープナーに異常な負荷を掛けることになりますから、
オープナーがすぐに破損してしまう恐れもあります。
現在、すぐにガレージドアの交換部材の手配が可能かどうか確認して
いますが、こういう場合ドアの重さに応じた適切なトーションスプリング
を使用しなければなりませんから、ドアだけの交換では済みません。
アルミクラッドの木製サッシでも同様ですが、屋外に接している木は
雨で腐るリスクがありますから、屋外用の木部防水塗料のティンバーケア
などを使って、定期的に防水塗装を行う必要があります。
車でも家でも定期的な点検・整備が、長持ちをさせる秘訣ですから、
ガレージドアも5年毎くらいでメンテナンスをして下さい。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
by mikami-homemade
| 2021-03-24 12:21
| 輸入設備