ここを直せば、バネの交換は不要です
2021年 04月 10日
ハード(Hurd)社のダブルハングサッシは、スプリング式のバランサー
によって建具の開閉をサポートしています。
写真の部品は、スプリングと建具とを接続する場所に使われていますが、
プラスチックで出来ているので、経年劣化で割れてしまうことがあります。
そうなると、バランサーで建具を引っ張り上げることが出来なくなりますから、
窓の開閉が出来ない状況になるのです。
多くの場合、このクラッチシューを新しいものに交換してやれば、元通りに
直りますから、バランサーのバネの交換は要りません。
(勿論、スプリングも一生持つ訳ではありませんが・・・)
ハードも輸入住宅ブームの際はよく採用されたサッシですので、こうした部品も
そろそろ交換時期に来ています。
メンテナンスを疎かにせず、常にスムースに使えるようにしておきたい
ものですよね。
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