これから雨の季節が気になります
2021年 04月 18日

昨日、浜松のお客様からハード(Hurd)社のサッシのメンテナンスについて
ご相談を頂きました。
いろいろとメンテナンスする窓があるのですが、最も不具合が大きいのは
ダブルハングサッシ。
写真のように、建具(障子)の木部が黒く腐ってきているものが、いくつか
存在するようです。
恐らく何年も前からこうした症状は出ていたでしょうから、既に建具フレーム
の中身はスカスカになくなっている状況かも知れません。
これは、屋外側の上窓の下枠アルミとガラスとの隙間に雨が浸入して、
徐々に建具の中を腐らせたのが原因だと思います。
ですから、このまま放置すれば、建具が窓から脱落する恐れもあるんです。
ただ、ハード自体はしっかりした会社ですから、こういうトラブルでも
新しい建具を供給してくれる体制は整っています。
それでも、20年も前の古いダブルハングの仕様では新しい建具は作れません。
ですから、サッシ枠側に付いている樹脂製のレール部材(ジャム)も
一緒に交換して、古いサッシ枠に新しい建具が馴染むようにしてやる
必要があります。
まあ、こういった修理に慣れた私たちなら、特に難しいことはありませんが、
輸入住宅に精通していないリフォーム業者さんがやったのでは、相当
ハードルが高い仕事になるでしょうね。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。