よく外れますが、直せます
2021年 07月 27日

昨日、常滑市の輸入住宅に住むお客様から、サッシのメンテナンスや
家の雨漏れの修理等についてご相談を頂きました。
随分長くメンテナンスをされていなかったのか、前述の不具合以外に
玄関ドアなどいろいろな箇所の補修が必要な状況です。
写真は、カナダ キャラドン(Caradon)社のケースメントサッシに
付属している開閉ハンドル部分ですが、取っ手のつまみ部分が外れています。
このつまみは、カシメによってハンドルに固定されているのですが、
カシメが緩くなって使っているうちに外れてきてしまうことがあります。
このハンドルは、北米の多くの輸入サッシ・メーカーによって採用されて
いますから、こういう不具合は極々一般的なものと考えていいでしょう。
そんな時、私たちはカシメを打ち直すことをまずは行います。
殆どの場合、それでまたお使い頂けるように戻せるのですが、固定部分が
広がってしまった場合、打ち直してもすぐにまた外れてしまいます。
そういう場合でも、接着剤等で固定するといった方法も取れますし、
最悪ハンドル自体を交換するということも可能です。
小さなパーツですし、然程高いものでもないですから、こういう時に備えて
いくつか予備を調達しておくのもいいかも知れません。
使っていれば消耗するのは当たり前ですが、そんな時でもすぐにメンテナンス
をすることで、更に不具合が広がることを防げます。
サッシやドアの汎用部品の調達は、ホームメイドなら朝飯前ですので、
そういう時は予備も含めて手に入れておくようにしたいものです。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。