床合板を剥がすのは、大変です
2021年 08月 23日
昨日・今日と愛知郡東郷町のお客様のおうちで、床暖工事を行っています。
本当は2月くらいに施工するはずだったのですが、資材の納期と大工の
予定とが合わず、こんな夏の暑い時期にまでずれ込んでしまいました。
15mmの構造用床合板の上に12mmのフローリングが張ってある状態で、
フローリングだけきれいに剥がして、凸凹をならして平らにしてから
電気式の床暖パネルを敷いて、再度新しいフローリングを張るという作業です。
ただ、強力な床材用の接着剤とフィニッシュ・ネイルが施工してあるので、
フローリングを剥がすのは至難の業。
乱暴に剥がすと下地の合板まで剥がれてしまい、床暖パネルが張れなくなります。
そこで、慎重に床材を剥がしていく訳ですが、それにほぼ丸一日掛かってしまい、
それでも接着剤の山や床材の一部が残ってしまいました。
それをスクレーパーや電動工具などを使って一部剥がした様子が、写真です。
本当に作業は大変ですが、下地の状態が悪いと床暖パネルが曲がって
しまったり、最悪温熱配線を断裂させてしまうようなこともありますから、
下地は一番丁寧にやらなければなりません。
単純で簡単に見える作業ですが、こういった仕事にも丁寧さや気遣いが
垣間見えるものです。
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