玄関ドアの下が擦っていませんか?
2021年 12月 27日
最近、輸入の玄関ドアを開け閉めする時、ドアが敷居に擦って開けづらく
(閉めづらく)なっていませんか。
輸入住宅の玄関ドアは、ステンドグラスが入ったグラスファイバー製のもの
や木製のものだったりしますから、結構な重量があります。
重いドアを毎日開閉させているのですから、その重さでドアヒンジが擦れ
金属が摩耗していきます。
そうなると、ドアの位置が下がってきますから、そのうちドアの敷居に
当たってきてしまうのです。
写真は、金属が摩耗して蝶番同士の間に隙間が生じてきたドアヒンジです。
輸入ヒンジの多くは、無垢の分厚いスチールかステンレスで出来ていますから、
そう簡単には消耗しないのですが、それでも15~20年くらいするとこのように
なってしまうのは仕方ありません。
既存のドアヒンジの形状やサイズを確認して、それと同じタイプの輸入ヒンジに
交換すれば、簡単に元のスムースな状態に戻ってくれます。
ドアが敷居に擦る前に、またドアのラッチやデッドロックが掛けづらくなる前に
早めにドアヒンジを交換するようにしたいものです。
でないと、ドア下の木が破損したり、ハンドルやロックが壊れたりしますから
余計な出費が増えるかも知れません。
勿論、その際はドアの建て起こし(水平垂直・傾き)や高さを調整することも
忘れずに行って下さい。
そうすれば、また長く輸入の玄関ドアを使い続けることが可能となります。
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