人気ブログランキング | 話題のタグを見る

輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

玄関ドアの下が擦っていませんか?

玄関ドアの下が擦っていませんか?_c0108065_14590269.jpg


最近、輸入の玄関ドアを開け閉めする時、ドアが敷居に擦って開けづらく
(閉めづらく)なっていませんか。

輸入住宅の玄関ドアは、ステンドグラスが入ったグラスファイバー製のもの
や木製のものだったりしますから、結構な重量があります。

重いドアを毎日開閉させているのですから、その重さでドアヒンジが擦れ
金属が摩耗していきます。

そうなると、ドアの位置が下がってきますから、そのうちドアの敷居に
当たってきてしまうのです。

写真は、金属が摩耗して蝶番同士の間に隙間が生じてきたドアヒンジです。

輸入ヒンジの多くは、無垢の分厚いスチールかステンレスで出来ていますから、
そう簡単には消耗しないのですが、それでも15~20年くらいするとこのように
なってしまうのは仕方ありません。

既存のドアヒンジの形状やサイズを確認して、それと同じタイプの輸入ヒンジに
交換すれば、簡単に元のスムースな状態に戻ってくれます。

ドアが敷居に擦る前に、またドアのラッチやデッドロックが掛けづらくなる前に
早めにドアヒンジを交換するようにしたいものです。

でないと、ドア下の木が破損したり、ハンドルやロックが壊れたりしますから
余計な出費が増えるかも知れません。

勿論、その際はドアの建て起こし(水平垂直・傾き)や高さを調整することも
忘れずに行って下さい。

そうすれば、また長く輸入の玄関ドアを使い続けることが可能となります。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

by mikami-homemade | 2021-12-27 15:08 | メンテナンス