いや~、重かった
2022年 05月 12日
緑区のお客様の輸入住宅で、木部が腐った掃出しサッシを交換していますが、
昨日無事に2ヶ所の窓を交換出来ました。
新しいサッシは、ファイバーグラス・クラッドの木製サッシ。マーヴィン製の
エレベート(Elevate、旧インテグリティ)です。
既に部品を含めて生産中止されたセーフ・T・プラス スライディング・
パティオドアという高級シリーズの掃出しサッシの大きさに一番近かったのが、
このサッシでした。
ただ、交換用の新しいサッシは、若干開口幅が既存のサッシに比べて広く
ないと入らないので、開口部を広げる必要が生じました。
木で出来た構造だけでなく、コンクリート製のサイディングや石膏ボードも
その幅に合わせてカットしなければなりませんから、この開口寸法の拡張は
大変な仕事です。
また、防水施工に問題が見付かりましたから、そういったことも改善しながら
交換作業を進めていかなければならず、新築よりも随分時間が掛かります。
そういう数々の困難を乗り越えて完成したのが、この写真。
取付け前に木部の防水着色塗装や外部のガラス防水を行っていますから、
取付けを完了したと同時に仕上げも完成した状態になります。
窓の周囲の飾りのケーシングも既存のものを流用し、出来るだけ元の雰囲気を
損なわないように工夫しました。
ペアガラスに張られた養生用のビニールシートが、新品のサッシである
ことを物語っているでしょ。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。