ボトムウェザーストリップの劣化
2022年 05月 16日
千葉県のお客様から玄関ドアの下端に付いているボトムウェザーストリップ
を交換したいというご相談を頂きました。
ボトムウェザーストリップとは、ドア下の隙間を埋めて防雨・防風や家の
気密をよくする為に装着される外部ドアパーツです。
輸入住宅ブームの頃は、どのおうちの玄関にも付けられていましたが、
これを付けると玄関ポーチのタイルや敷居に接触して、ドアの開閉が重く
なるという欠点がありました。
その為、防雨・防水及び気密性については、敷居側のウェザーストリップに
その役割を任せて、ドア下には最近ボトムウェザーストリップを付けない
ようになっています。
また、ボトムウェザーストリップの種類によってはドアとの隙間に水が溜まり、
木製ドアを腐らせたり黒ずませたりすることがある為、注意が必要でした。
今回のお客様はどちらを優先させるのか私共では分かりませんが、交換する
場合はドアを一旦外したり、建て起こしを調整したりする必要があると
思います。
地元の建具屋さんが対応出来ればいいですが、輸入の重いドアに慣れていない
でしょうから、私共がお邪魔しないといけなくなるかも知れませんね。
勿論、その際は木製ドアの防水塗装も一緒に行うことになると思います。
但し、ドアの開閉が以前より重くなることは、予めご諒解下さいませ。
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