ウェザーメイトプラスを施工しています
2022年 06月 07日
清須市のお客様から、ロイヤルウッドさんで新築している建物に私たちが
施工してきた特殊透湿性防水シート ウェザーメイトプラスを張って
もらえないかという相談を頂きました。
私たちは、材料を供給するから住宅メーカーさんにお願いして張ってもらったら
どうかというお話もしましたが、施工したことがないからどうしてもやって
欲しいというご依頼でした。
今日、職人さんを連れて現場でウェザーメイトプラスを張ってきた写真が、
こちら。
裏表・上下を間違えないように、ウェザーメイトプラスを真っすぐ張れて
いるのが分かります。(張り方を間違えると、大変なことになります)
この特殊な防水紙は、室内側からは水は通さないが、湿気(空気)は外に
放出するという機能の他に、屋外側からは水も湿気(空気)も通さない
という機能があります。
普通の防水シートは、外からも空気を通しますから、日本の夏の湿気った
熱い空気をシートの内側に通してしまいます。
室内はエアコンで冷えていますから、防水シートの内側で湿気が結露して、
水へと戻ります。
これがいわゆる壁体内結露という問題で、アメリカでは壁の中が腐ったり
断熱材が水を含んで断熱性能が低下するなどの不具合が報告されています。
防水シートの上から外壁材を張ってしまえば、全く見えなくなってしまい、
そうした問題が起きているかどうかお客様には分からないというのが
実態ですが、日本の住宅も本当は大変なことになっているかも知れません。
そうそう、ウェザーメイトプラスを留める為のホチキス(ステープル)は、
スティンガーという(緑色の丸い)防水キャップ付きのものを使います。
これを使えば、ホチキスの針で穴が明いたウェザーメイトプラスを、
防水キャップで守ることが出来るのです。
勿論、これを施工する為の専用タッカーも私たちは持っています。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
by mikami-homemade
| 2022-06-07 19:33
| 外装工事