人気ブログランキング | 話題のタグを見る

輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

屋根や外壁からの雨漏れでも窓は大丈夫

屋根や外壁からの雨漏れでも窓は大丈夫_c0108065_18095918.jpg


清須市のお客様の処で外壁の防水シート張りをしているという記事を書かせて
頂いておりますが、今回は窓周りの下地防水です。

サッシは国産サッシを使われるようですが、サッシが国産であろうと輸入で
あろうと、下地の防水処理は同じでなければいけません。

サッシを取り付ける前に下地施工したのが、この写真。

まずは、特殊防水シート ウェザーメイトプラスを窓の内側まで巻き込んでいます。

雨が外壁材や屋根材を突破して伝ってきても、これで窓周辺の構造材(柱や窓台)を
防水シートが守ってくれます。

また、窓下(窓台)は雨が浸入したり溜まったりしやすい場所ですから、透明な
樹脂で出来た防水カバーを装着しています。

このカバーは、10cm程度窓の両サイドの柱材にまで立ち上がっていますから、
一番心配な角(コーナー)の部分もカバーされています。(窓下を「コ」の字型で
カバー)

更にカバーのつなぎ目や両サイドの立ち上がりを防水する為に、フラッシング
テープと呼ばれる特殊なアスファルト接着剤付きパワーボンドテープを張って
います。

防水キャップ付きのホチキス針と併せて、外壁下地の防水処理はバッチリ
だと思いますが、この上にどういった張り方で外壁材を施工するかで
私たちの仕事の成否が左右されます。

こればかりは、私共が建築している物件でないので何とも言えませんし、
防水シートをくぐって中に雨が入ってしまうような構造や施工だと私たちの
仕事は役に立ちません。(あくまで、防水シートの表面にまで雨が到達した
という場合の最後の砦です)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

by mikami-homemade | 2022-06-08 18:25 | 外装工事