在庫限りですよ
2022年 07月 13日
こちらは、20年以上前に施工されたマーヴィン(Marvin)社製の
ダブルハングに装着されたバランサーのフック部品。
これによって、建具(障子)を吊り上げているのですが、ご覧の通り
下枠にまで落ちてきています。
通常は、バランサーから出ている糸(ヒモ)の先にこのフックが
付いていますが、糸が切れたのか機能しなくなっている状況です。
輸入の上げ下げ窓は、両サイドの窓枠内にバランサーが仕込まれていて、
そのバネの力で建具を軽く開閉出来るようになっていますから、
重くて窓が開けられないという不具合は、バランサーの交換で直ります。
ただ、マーヴィンの古い仕様のこのダブルハングは、既に製造が終了して
いますし、交換用の部材もメーカーに在庫がある限りしか供給して
くれません。
どのタイプのダブルハングが古い仕様なのかと言えば、図面上は
「CDH○○○○」という品番のサッシになります。
恐らく今後数ヶ月~数年で、メーカーからの交換部品の供給もなくなる
でしょうから、1990年代に建てた輸入住宅は早めにバランサー等の消耗
部品を交換しておいた方がよさそうです。
ただ、交換作業は素人の皆さんではちょっとハードルが高いかも
知れませんから、私共のような専門家に依頼するのが無難です。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
by mikami-homemade
| 2022-07-13 12:09
| メンテナンス