部品はないが、やるだけやるか?
2022年 10月 03日

大津のお客様からロジェール社製キッチンレンジ TS-40の修理をお願い
したいというご相談を頂きました。
火災防止装置の設置が義務化されて、それに対応しない輸入のレンジが
根こそぎ販売中止に追い込まれてから、既に10年近く経って久しい
コンロですが、未だにロジェールのファンは多く、使い続けている人は
非常に多くいらっしゃいます。
今回のお客様もそういう人の一人なんですが、ノブを回しても点火しない
状態で、チャッカマンを使って火を付けているそうです。
また、最近ガスの調子も悪いらしく、火が付いても途中で消えてしまう
ことがあるそうで、そういったことをどうにかしたいというご相談でした。
予め私の方からは、修理用の交換部品は国内では手に入らないことや、
見てみないと修理の可否も判断出来ない旨お伝えしました。
勿論、愛知県から滋賀県まで出張しなければなりませんから、交通費や
1日潰れてしまうことでの日当も必要となります。
状況からすれば、国産の新しいものに交換した方が余分な手間や費用も
掛からずいいように思いますが、思い入れの強いロジェールが本当に
修理出来ないのかどうかの最後の判断が欲しいということでした。
点火プラグやトランスといった箇所の故障であれば、私たちも手の
施しようがありませんが、一度カバーを開けて調査と清掃を実施しようと
思います。
ダメ元になるかも知れないということを覚悟頂いた上で、お邪魔するのは
ちょっと気持ちが引っ掛かりますが、誰も相談に乗ってくれないので
困っているというお客様の気持ちを汲んで、トライしに行ってきます。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。