バネの他にも、チェックが必要です
2022年 10月 16日
岐阜県関市のお客様からビルトインのガレージドアのバネが切れたので交換
したいというご相談を頂きました。
ガレージドアのメーカーは不明ですが、開閉システムとしては一般的な
タイプです。
破断してしまったトーションスプリングと呼ばれる大きなバネの力で、
重いドアを支えながら、ドアを開け閉めするオーバーハングのガレージです。
写真を見て分かるように、バネは相当古くなってきて錆が出ています。
見た目からして金属疲労を起こすリスクがありますから、このバネの不具合も
寿命というのが原因のようです。
おおよそ10~15年程度でトーションスプリングは交換するのが一般的ですが、
ドアの左右バランスを調整したり、レールやバネ、ドライブレーンなどに
潤滑剤を付けてやるなど、日頃からメンテナンスをして頂いていれば、
その寿命も延びるように思います。
また、バネだけでなく、ドアの両サイドを吊っているドラムワイヤーと
いった部材も伸びたりして弱ってきているでしょうから、そうしたものも
定期交換の対象です。
その他のことについては、現地調査を行った訳ではありませんから、はっきり
したことは言えません。ですから、修理作業を行う前に、一度現地調査を
行った上で点検・修理を実施することをお勧めします。
確かに破損した部材だけを交換するのが一番安上がりですが、劣化が進んだ
ものを見極めて、予め交換しておけば何度も修理へお伺いする必要もなく、
反ってその方が安上がりとなるはずです。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
by mikami-homemade
| 2022-10-16 19:26
| メンテナンス