なかなか手に入りません
2022年 11月 23日

岐阜のお客様から玄関ドアのヒンジ(蝶番)が減って、ドアが下がって
きたので、ドアヒンジを調達したいというご相談を頂きました。
ドアは、今は亡きアメリカ ピーチツリー(Peach Tree)製。
日本でも輸入住宅ブームの際は非常に人気があって、玄関や勝手口のドア
として多くの家で採用されました。
ですから、愛着を持ってお使い頂いているお客様は多いと思いますが、
10年以上前にメーカーはなくなってしまい、尚且つ交換部材が特殊な為、
修理・交換用の部品を入手するのも一苦労です。
そういった状況の中、円安やアメリカのインフレ、輸送コストの上昇
といったことが重なって、調達価格もうなぎ登り。
今回のお客様のドアヒンジは、相当減ってきてしまい、ドアラッチや
デッドロックバーが受け側の穴に入りづらくなってきている状況の
ようです。
このまま放置すれば、鍵が掛からないといった防犯上の問題が発生
しますし、最悪デッドロックの鍵自体が破損する可能性もあります。
出来るだけ早めにドアヒンジを交換して、ドアの高さ調整や建て起こし
のチェックを行うと同時に、鍵位置なども正しく修正することが大切です。
私共もこのヒンジを然程持っている訳ではありませんし、入手にも
それなりの時間と費用が掛かりますから、不具合を感じていらっしゃる
お客様は早めに相談を頂くといいかも知れません。
何せ部品の製造自体がいつまで行われるかも分かりませんので、
手に入らなくなったらそれまでということになってしまいますから。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。