私が行かなきゃダメかなぁ
2022年 11月 25日

下関のお客様から輸入のグラスファイバー製玄関ドアの木目塗装を塗り直し
したいというご相談を頂きました。
写真がそのドアですが、木目を塗装の濃淡で表現しているドアの表面が、
塗装の白化で薄ぼんやりしてきています。
木目自体は面材の表面に付けられた凹凸によって浮き出るようになっていますが、
凹凸そのものは悪くなっていないように思います。
ドアを再塗装する際に、古く劣化した塗装をサンドペーパーや剥離剤で取り除く
塗装業者さんが多いのですが、あまりやり過ぎると凹凸を潰してしまい、木目の
表現がうまく出来なくなってしまいます。
適切なやり方や材料で丁寧に行う必要がある木目塗装ですが、こうした仕事には
熟練した技術が必要です。
私共がお願いしているペンキ屋さんは、そういった意味で相当技術があるのですが、
遠い下関まで行くことを少し渋っているようです。
ペンキ屋さんの仕事は結構立て込んでいますから、この作業をするだけで
数日他の仕事が出来なくなる状況は避けたいというのが本音でしょう。
こういう場合、最悪私自身が遠距離出張して、作業を行うということも考え
なければならないかも知れませんが、私自身も結構予定が混んでいますから、
さてさてどうしたもんでしょうか。
日本でもやれる職人さんは、少ないんですよねぇ。勿論、専用の木目塗料も
特殊ですから・・・。
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