予め木目で成型されています
2023年 02月 15日

木製のドアやドア枠が、シロアリや雨に曝されて腐ってくるというトラブルが
輸入住宅ではよく見受けられます。
そういうことが嫌で、玄関ドアを国産のアルミのものに交換してしまい、
玄関先が少し淋しくなったというお客様も多いかも知れません。
輸入のドアでも木製からファイバーグラス製のものに交換すれば、素材の劣化
から解放することは可能なのですが、ドア枠の方は今まで通り木製という
おうちも結構あります。
でも、それだとシロアリにも食われますし、雨による腐りといった問題も
生じます。
そこで私たちが取り入れているのが、腐らない素材で出来たドア枠材です。
木の粉と樹脂とを混ぜ合わせて作ったものもありますが、今回お見せするのは
全くの樹脂で出来たドア枠です。
写真奥が従来の木製ドア枠。手前側が樹脂製のドア枠です。
ウェザーストリップ(気密パッキン材)を取り付けられる形状は、どちらも全く
同じですし、無塗装の状態だと遠目にはあまり見分けが付かないかも知れません。
樹脂製のドア枠には、木目が薄っすら付けられていますから、ファイバーグラス
製のドアを塗装する専用の木目塗料を塗れば、本物の木のように見えると
思います。
こういった素材を適宜お使い頂くことで、シロアリや雨に強い玄関先にする
ことが出来ますから、新築やリフォームの際に採用してみては如何でしょうか。
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