ロックが掛けづらくなります
2023年 04月 17日
名古屋市のお客様のお宅で、サッシ・メーカー不明の窓部品を調達したい
というご相談を頂きました。
サッシは、樹脂製のケースメントサッシでマルチポイントロックと呼ばれる
鍵が装着されています。
それは、1つのロックレバーを操作することで、レバーに連動したロックバーが
複数箇所の鍵を同時に動かすという非常に防犯性の高いロックのことを言います。
ただ、ロックバーは窓の一定の場所を上下する必要がある為、何ヶ所かに
バーをそこに固定しておく為の小さな部品が付いています。
写真がそのプラスチック製の部品で、名前はタイバーガイドと言いますが、
部品の一部が欠損している為、ロックバーを固定することが出来ない状態に
なっています。
こうなるとレバーを操作する際にバーが左右に動いてしまう為、うまく鍵が
掛からないという不具合を起こしてしまいます。
(最悪ロックバーが動き過ぎて外れるということになると、ロックが
掛かったまま窓が開けられなくなるという危険も出てきます)
お客様は、この部品を見てクレトイシ(サーティンティード)のサッシと
判断したようですが、どうやら違う輸入サッシ・メーカーの窓のようです。
つまり、クレトイシのタイバーガイドを調達しても取付けが出来ない可能性が
高いということです。
また、このタイバーガイドは似たようなデザインで寸法が微妙に違うという
ものが、いくつも存在します。
ですから、まずは詳細寸法を確認して、このサッシに合った部品を取り寄せる
ことが必要です。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
by mikami-homemade
| 2023-04-17 20:00
| メンテナンス