雨や外気の侵入を抑えるウェザーストリップ
2023年 09月 05日
今日は暑い中、掃出しサッシのウェザーストリップを交換してきました。
交換したのはマーヴィン(Marvin)製スライディンパティオドアの
サイドフレーム(側枠)とアッパーフレーム(上枠)に付いている2種類の
ウェザーストリップ(気密パッキン材)です。
写真がそのウェザーストリップですが、ドアを屋外側と室内側の両方から
挟み込む形で取り付けます。
ウェザーストリップが古くなると、隙間を埋める為のフィンが劣化して
ウェザーストリップ本体から外れてきてしまいます。
気密を保つ為の大切な部分がフィンですから、それがなくなってしまえば
ウェザーストリップの意味はありません。
ウェザーストリップは、室内の空気を逃がさない役目と外気の侵入を防ぐ役目
の他に、台風などの強い雨や風の侵入も抑制します。
ただ、ウェザーストリップには柔軟性が必要な為、素材は弾力性がある
塩化ビニールが使われます。この素材は、長く太陽に曝されると可塑剤が抜けて
硬くなってしまい、割けたり千切れたりします。
ですから、10~15年程度で定期的に交換する必要があるのです。
マーヴィンは既に日本市場から撤退しましたが、こうした部材は部材メーカー
から直接輸入することは可能です。
また他の輸入サッシ・メーカーでも同様のウェザーストリップが使われて
いますが、交換部材の調達ルートがある私たちなら、手に入れることは
問題ありません。
台風シーズンを前にして、一度皆さんのおうちもウェザーストリップを
点検してみては如何でしょうか?
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
by mikami-homemade
| 2023-09-05 16:01
| メンテナンス