見た目は若干違います
2023年 11月 20日

千葉県のお客様のおうちでいくつも輸入窓のメンテナンスをしてきたと
ブログ記事に書かせて頂きましたが、こちらはダブルハングサッシです。
雨漏れで建具(障子)の下枠が腐ってしまって、交換を余儀なくされました。
建てた工務店さんが十分な知識をお持ちであればよかったのですが、
家に取付けることは出来ても、その後のメンテナンスについては全く
の素人といった状況だったようです。
ですから、新築以来窓のメンテナンスはなされていない状態でした。
こちらのサッシは、ハード(Hurd)製のアルミクラッド木製サッシ。
丁度交換した窓の隣に既存の窓が並んでいましたので、交換後に
写真を撮ってみました。
新しい建具のメーカーは、ハード社を買収したシエラパシフィック社の
もので、旧ハードの工場で製作されています。
ですから、古い窓枠をそのままに、新しい建具だけを正確な寸法で
ピッタリと作ってくれます。
ただ、ロック金物や取っ手部分のデザインなんかは、古いものとは
少し違っていますから、並んだ窓であれば両方交換出来れば違和感なく
思えるかも知れません。
それでも、20年以上前に取り付けられた窓が、今でもちゃんと新しい
建具に交換出来るなんて、素晴らしいじゃないですか。
(新しい建具の木部は無塗装で入荷してきますから、古い窓に合わせて
色を着色してパラペイントで防水塗装を行っています)
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。