これでは脱落寸前です
2024年 01月 12日

福岡県のお客様から、ケースメントサッシのウィンドウヒンジに不具合が
あるので、修理をしたいという相談を頂きました。
サッシは、カナダ ヴァイスロイ(Viceroy)製の樹脂サッシ。
ウィンドウヒンジは、通常ケースメントサッシの上と下に装着されていて、
その両方で重い建具を吊っていると同時に、窓の開閉をスムースに行う
という機能を果たします。
今回、その2つあるウィンドウヒンジのうちの上側に不具合が発生しました。
写真を見て分かりますが、建具(障子)に固定してあるウィンドウヒンジの
バーに、アーム部品がかしめて留めてあるはずなんですが、そこの部分が
錆びてアームが外れてしまっています
そうなると、建具の上部は窓枠から完全にフリーの状態になっていますので、
下側のウィンドウヒンジだけで建具を窓枠に固定していることになります。
ウィンドウヒンジは、上下2つでその機能を果たしていますから、1つでも
破損が発生してしまうと、窓がいつ落下してもおかしくありません。
まずはお客様にウィンドウヒンジの形状や詳細寸法を確認して頂いて、
その上で適切な部材を調達するように手配を進めたいと思います。
ただ、ウィンドウヒンジの形状からすると、通常のヴァイスロイのものと
違っているようにも見えますから、もしかすると窓メーカーは別の処かも
知れません。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。