他とは違う形状です
2024年 02月 21日

こちらは、先日届いたアンダーセン(Andersen)製ダブルハングサッシ
(上げ下げ窓)用のバランサー。
バランサーは、重い開閉建具をバネの力で吊って、人間の労力を減らして
くれるばかりか、開けた建具を途中で離してもその位置をキープする
という機能も果たしてくれます。
通常の輸入上げ下げ窓は、窓の両サイドに金属製の長い棒状のバランサーが
仕込んであって、そこに内蔵されたバネで窓を開け閉めする形です。
でも、アンダーセンのものは、アルマイトの弁当箱のような形をしていて、
これが窓の上枠内に仕込まれています。
機能としては全く同じなんですが、形状や部材の位置がそれぞれ異なって
いるのです。
ただ、このアンダーセンのバランサーは、交換する際にいろいろな部材を
外したり、手順が面倒だったり、結構バネが強くて怪我のリスクがあったり
と厄介な部分もあります。
やったことがないというお客様は、最初からご自身でやるのではなく、
手慣れた専門家の作業を見て、勉強してからご自身でも作業をしてみる
という方がいいかも知れません。
何れにしても、どのバランサーもおおよそ15年くらいで定期的に交換
するようにして頂くと、いつでも快適に窓を開けて頂けます。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
by mikami-homemade
| 2024-02-21 18:17
| メンテナンス